破綻したFTXデリバティブ取引所の元最高経営責任者(CEO)で失脚したサム・バンクマン=フリード(SBF)氏が、バハマの判事によって保釈を拒否されたことが明らかになった。ロイターが報じたように、SBFはバハマ矯正局に再拘束され、このままではクリスマスと新年の休暇を刑務所で過ごすこととなる。
サム・バンクマン=フリードはネクタイなしの青いスーツで法廷に現れ、両親と抱き合った後、手錠をかけられて法廷を後にした。裁判長は、SBFの逃亡のリスクはあまりにも「大きい」と述べ、2月8日までバハマ矯正施設に再拘留されることとなった。
サム・バンクマン=フリードは、苦境にある取引プラットフォームのCEOを務めている間、ユーザーに属する数十億ドルの資金を不正に流用し、そのうちの1つは、FTXから取引所の関連取引会社であるAlameda Researchに行われた40億ドルの送金を含んでいる。
SBFの苦境はバハマで始まったわけではなく、そこで終わるわけでもない。特に、FTXからAlameda Researchへの資金移動は、かつて暗号のホワイトナイトと称された同社が取引所の顧客を欺くために共謀したとする米国検察当局の起訴を呼び起こしたのである。
SBFはバハマでの起訴に加えて、米国でも司法省(DoJ)および商品先物取引委員会(CFTC)から指名手配されている。
これは、今日、クリプト領域で最もよく聞かれる質問の1つであり、Sam Bankman-Friedがバハマか米国で懲役刑に服する可能性は日に日に高まっている。
米国の検察当局は、SBFが電信詐欺で得た収益を隠蔽しようとしたことに端を発する非道な行為を特に追及している。
ニューヨークの米国弁護士Damian Williamsは、SBFの犯罪行為に対する捜査が進行中であると断言し、米国検察当局が彼に課した8件の容疑すべてで有罪になれば、かつて暗号億万長者は、118年もの刑期に直面することになる可能性がある。
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