テラ・クラシックのエンジニアが「6人の侍」提案で大規模な復活プランに取り組む

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「6人の侍」の提案は、Columbus-5からColumbus-6への移行やCosmos SDKのアップグレードなど、重要なコンポーネントのロードマップを示している。

テラ・クラシックのエコシステムに携わる6人のエンジニアが、ブロックチェーンエコシステムの完全復活に向けた「6人の侍」計画を提案した。この展開はテラの一部のコミュニティメンバーが、失脚した創設者Do Kwonの影から完全に脱却し、LUNCエコシステムに新たな生命を吹き込もうとしていたことに起因する。

Terraform Labsによって開発されたオリジナルのネットワークであるテラ・クラシックは、テラの失脚後に別バージョンとして登場したテラ 2.0に移行する代わりに、自律的なブロックチェーンとして残っている。6月26日(月)現在、テラ・クラシック上のLUNCトークンの価値は5億8000万ドルに達している。

「ソリッド・スネーク」と「ビルボ・バギンズ」が共同で率いるテラ・クラシックのエンジニアは、テラ・クラシックのコミュニティに3ヶ月間で116,000ドルを費やすガバナンス案を提出した。コミュニティによって承認されれば、これらのエンジニアはパートタイムでプロジェクトに従事することになる。

この提案は、情熱的なLUNCホルダーが提出した野心的なロードマップを表している。ロードマップには、Columbus-5からColumbus-6への移行やCosmos SDKのアップグレードといった重要なコンポーネントが含まれている。さらに、テラ・クラシックをKeplrのWeb Interfaceに掲載し、分析的な視覚化を提供する計画や、CosmosのブロックエクスプローラーであるMintscanに掲載する計画も提案されている。6人の侍のエンジニアは提案書の中で次のように述べている:

「LUNCには無限のアップサイドの可能性があり、エコシステムの真の復活を成し遂げるために、ブロックチェーンとそのすべての投資家に価値をもたらすために私たちのスキルを活用することで、その実現に貢献したいと考えています。私たちは、エコシステムの復活への道のりに価値を提供するためにここにおり、開発者として、また長年のコミュニティメンバー/投資家として、テラ・クラシックのブロックチェーンへの貢献者であると考えています。」

6人の侍がテラUSD(USTC)のテストネット計画を提案

この提案に含まれる追加タスクには、ノード間の同期時間を短縮するためのネットワークのアップグレードがある。また、金融サービスをテストするためのTerraUSD(USTC)安定コインのテストネットの構築も含まれている。

さらに、トークン保有者に利回りをもたらすアプリケーションの構築と、アプリケーションが生み出すユーザー活動に対して開発者に報酬を与える計画もある。

テラルナクラシックコミュニティは現在、「USTC / Stable Algo Quant Team」と呼ばれる提案に投票している。この提案は、TerraClassicUSD(USTC)のリペグを段階的に調整し、シミュレートすることを目的としている。最初の投票では、コミュニティと、USTCリパッグを1ドルに設定する作業を行うQuantチームの開発者からの支持が示されている。

RedlineDrifterというチームメンバーが、11597号議案が投票中であることをTwitterでシェアした。この提案はTerra Luna Classicチェーンにとって極めて重要であり、他のコミュニティメンバーもUSTCリペグ提案についての認識を広めている。

提案によると、Quantチームは最初の月にLUNCで$20,000の支払いを要求している。QuantチームはRedlineDrifter、Faffy、Alex、Bilbo Baggins、Kyjackといったメンバーで構成されている。さらにテラ・クラシックのコア開発者でエドワード・キム教授が、バックテストとUSTCリペグに関連するAI研究を支援することで、ボランティアでチームに貢献する。

Quantチームの目的は、既存のツールを改良し、徹底的な分析を行い、アルゴリズムの長所と短所に関する貴重な洞察を提供することである。

本記事は下記出典元の許諾の上、翻訳版記事を掲載しております。

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