最近制裁を受けたロシアの銀行が、いくつかのトップクラスのクリプト取引所の支払いオプションとして発見され、スポットライトを浴びた。
OKXとBybitはBinanceに続き、2つのロシアの銀行を決済オプションから外した。両取引所で見られるように、Tinkoff BankとSberbank(いずれもロシア)は、ユーザーがピアツーピアのP2P取引を行うことができなくなった。
ロシアのメディアによって最初に指摘されたこのアップデートは、どちらの取引所のユーザーも、クリプト資産と引き換えにフィアットマネーを受け取るためにTinkoffまたはSberbankの口座を使用できなくなったことを意味する。 しかし、発表時点では、この旨の公式声明はまだ出ていない。
両クリプト取引所の決断は、米国財務省の指示に従おうとする思惑が働いたようだ。つまり、ロシアの事業体そのものの問題ではなく、財務省の以前の制裁の問題なのだ。
注目すべきは、OKXは依然としてロシアの他の銀行を利用して不換紙幣を受け取ることができることだ。ロシアのスタンダード銀行やライファイゼン銀行のロシア支店などだ。そして興味深いことに、両銀行は米国財務省がまとめた制裁リストには含まれていない。
最近、制裁対象となったロシアの銀行が、いくつかのトップクラスのクリプト取引所の支払いオプションとして発見され、スポットライトを浴びた。当時、ウォール・ストリート・ジャーナルの報道では、バイナンスをはじめとする多くの取引所が、ティンコフとスベルバンクを送金方法として掲載していると主張した。
しかしその直後、BinanceはP2Pプラットフォームからこの2つのオプションを削除した。Binanceの決定はOKXやByBitのような他社に先鞭をつけたかもしれないが、P2Pユーザーが制裁された銀行を取引所オプションとして使用することに個人的に同意する可能性はまだ残っている。
ロシアは2022年2月24日、ウクライナへのいわれのない侵攻を開始した。これにより米国は他の多くの国々と同様、同国に対して制裁を課した。
4月6日、財務省はロシア最大の国有銀行であるスベルバンクに全面的な制裁を科した。さらに最近では、7月にティンコフが5行のロシア系銀行のうちの1行となり、米国当局が制裁を科した。
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