Bitfinexのアナリストによると、暗号資産は間違いなく世界的な人気を集めている。さらに、暗号資産市場の現状、特に資産価格を考慮すると、暗号資産はさらに世界的に受け入れられつつあるようだ。
Bitfinexのアナリストは、2024年に暗号資産業界で予想されるユーザー数について大胆な予測を行った。彼らの予測は最近の報告書に詳述されており、2024年には暗号資産のユーザー数が約10億人に達する可能性があることを示唆している。しかしこれは市場の強気なトレンドが維持されることを条件としてのみ多くのビッグレコードを達成することができることを明らかにした。
アナリストはレポートの中で、12月1日現在、世界の暗号資産ユーザーはすでに5億7,500万人に達していることを明らかにした。また、年初に暗号資産に積極的に関与していたユーザーは4億3200万人であったことから、この業界への関心が高まっていることも指摘した。
さらに興味深いのは、2023年は暗号資産やクリプト業界にとってジェットコースターのような年だったという事実だ。業界全体が窮地に追い込まれた年だった。このような厳しい状況にもかかわらず、ポジティブな兆候を示したことから、アナリストは業界は今後も成長し続けるだろうと考えている。
10億人の暗号資産ユーザー
一方でアナリストは、クリプトスペースが現在いかに大量の資金流入を受けているかも指摘した。これは、米国証券取引委員会(SEC)がついにビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)を承認するというニュースを受け、投資家が身構えるためだ。市場には以前の予測を上回る資金が流入する可能性が高い。他の様々なアナリストや市場専門家の立場と一致している。
例えば、Grayscaleのマイケル・ソネンシャイン最高経営責任者(CEO)はCNBCのインタビューに応じビットコインの将来についてどのように考えているかを語った。 彼はインタビューの中で、スポット的なビットコインETFの承認がビットコインの普及を後押しするだろうと繰り返し指摘した。
過去にCoinspeakerでMicroStrategyのMichael Saylor氏が今回の承認はウォール街過去30年で最大の出来事になる可能性があると見ていることを以前に報告してくれたが、CryptoQuantはSECの承認がビットコインを16万ドルの大台に押し上げる可能性があると考えている。
Bitfinexの暗号資産ユーザーに関する予測はStatistaとよく似ているようだ。同統計サイトも、2024年には暗号資産利用者が8億3300万人近くまで増加すると予測している。しかし、9億9200万人に達するのは2028年頃と見ている。
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