9月までギャラクシー・デジタルのEMEA責任者を務めていたティム・グラントは、デウスXキャピタルのCEOを務める。
クリプトベースの新しい投資会社であるDeus X Capitalは、本日10月2日に設立を発表した。声明によると、同社は10億ドル相当の投資資産と資本で大きくスタートすると、The Blockは月曜日の投稿で確認した。
9月までGalaxy DigitalのEMEA責任者を務めていたティム・グラント氏は、Deus X CapitalのCEOを務める。グラント氏は、クリプトスペースにおけるプライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、ベンチャービルディング、ファンドアロケーションの機会に10億ドルを展開するために、同社を率いることになる。
マイク・ノヴォグラッツのGalaxy Digitalでの前職以前は、SIX Digital ExchangeのCEOを務め、TradFi大手のUBSでも働いていた。
さらにグラント氏には、2020年からレッド・エーカー・ベンチャーズで指揮を執るスチュアート・コノリー氏が加わる。 コノリー氏は本日の発表により、Deus Xの最高投資責任者として働くことになる。また、興味深いことに、レッド・エーカーの投資先はすべてDeus Xの傘下にある。
Deus X Capitalがトップ企業に投資
DeusXは、この記念碑的な立ち上げの波に乗ることで、この状況を最大限に利用しようとしている。この見解に沿って、グラントは、同社がすでにDeusXの目標に合致している世界中のトップクラスのクリプトビジネスとのみ取引を行うことを示唆している。彼は部分的にこう語っている:
“我々は、最も革新的なデジタル資産、フィンテック、資本市場ビジネスに投資し、構築することを約束します”
現在、Deusの既存の投資先には、完全に所有しているNetrios社がある。 また、資産運用会社のヒルベルト・グループ(HILB)やクリプト金融サービス会社のギャラクシー社などの上場企業にも出資している。Cryptochill、SEBA、HAYVNはベンチャーキャピタル投資の一部で、複数のヘッジファンドにも投資している。
Deusは、世界中に投資の足跡を残すことに熱心なようだ。現在、マルタ、ロンドン、そしてアラブ首長国連邦にも拠点を置いているのはそのためかもしれない。
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