フォーブスのチーフ・グロース・オフィサーであるタハ・アーメッド氏は、Galxeとの協業は「従来のロイヤリティ・プログラムの限界を押し広げるという2人の共通のビジョン」を反映したものだと指摘した。
米経済誌フォーブスは、Web3コミュニティ構築のためにGalxeと提携する。フォーブスはこの提携を、同コミュニティのためにXに作成した新しいアカウントForbesWeb3を通じて発表した。世界的なメディア企業は、スムーズなユーザー体験のためにGalxeの技術を活用したいと考えている。
フォーブスはすでに、Web3の分野でいくつかの取り組みを開始している。したがって、Galxeとの提携はそうした動きの中でも最新のものである。2021年、フォーブスは最新号のNFTをニフティ・ゲートウェイで販売した。2022年にはSandboxで会員向けのバーチャル・パーティーを開催し、2023年のディセントラランド・メタバース・ファッション・ウィークに出店した。同様に、フォーブスは今年、ブロックチェーンに関するアンダー30リストを発表した。
フォーブスのチーフ・グロース・オフィサーであるタハ・アーメッド氏は、Galxeとのコラボレーションは「従来のロイヤリティ・プログラムの限界を押し広げるという2人の共通のビジョン」を反映していると指摘した。Galxeの共同設立者であるチャールズ・ウェイン氏も同様の感想を述べた。
ウェイン氏は次のように述べている:
「私たちのプラットフォームが、ロイヤリティ・キャンペーンにどのような革命をもたらし、業界に新たなベンチマークを打ち立てることができるのか、とても楽しみです。」
そこでフォーブスは12月4日から、Web3コミュニティへの参加者を募集する。まず、参加者はGalxe上でソーシャルタスクをこなさなければならない。これらのタスクは、ブロックチェーンの実用的なアプリケーションを垣間見ながら、ユーザーのエンゲージメントを促進するように設計されている。
ソーシャルタスクを完了することで、参加者はWeb3の報酬を得ることができる。また、コミュニティーの展望を育むためにあるリーダーボードに登ることもできる。Web3リワード以外にも、ユーザーはフォーブスの無料購読やフォーブスブランドのプレミアム商品などの限定リワードを楽しむことができる。最終的には、2024年春のNFTミントにつながるキャンペーンとなる。
ウェイン氏は、ロイヤリティ報酬以外にも、ブランドがWeb3テクノロジーを活用することで、より強固な顧客関係を構築することを想定している。ウェイン氏と同様、フォーブスの最高技術責任者(CTO)であるヴァディム・スピツキー氏もそう考えている。
「このスペースは、私たちのコミュニティが集まり、新しいつながりを作り、学び、新しいアイデアを発見し、楽しませ、そして楽しむ場所となることを想定しています。」とスピツキー氏は説明する。
その結果、GalxeはForbes Web3キャンペーンを何度も開催すると発表した。「今後のアクティベーションと体験が待っていますので、ご期待ください。」と述べている。
この発表を受けて、Galxeトークン(GAL)は1.63ドルまで急上昇し、本稿執筆時点で4%以上上昇した。
本記事は下記出典元の許諾の上、翻訳版記事を掲載しております。
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