またAIへの関心が高まっている証として、ソラナ財団はソラナブロックチェーン上でのAI開発を対象とした助成金の増額を決定したことを発表している。
人工知能(AI)は間違いなく世界を席巻しており、Solanaのような大きなクリプト・プレイヤーは時間を無駄にすることなく飛び込んできている。これは、ソラナ財団が火曜日に、Solana Labsが開発したChatGPTプラグインを通じて、AIをネットワークに正式に統合したことを発表したことに伴うものだ。
このプラグインはSolana Labsが4月下旬のティーザーで初めて公開したもので、主にエンドユーザーに焦点を当てたものだ。開発者の説明によると、このプラグインはユーザーがソラナのデータとプロトコルを理解するのを簡単にするものだ。また、最終的にはWeb 3.0空間へのシームレスな乗り入れを支援するものだ。
ChatGPTプラグインは、GitHubからダウンロードすることができる。また、このプラグインを使用することでいくつかの機能を実行することができるとしている。例えば、NFT(Non-Fungible Token)の購入とリストアップ、トークンの転送、データの解釈、取引の検証、フロアプライスによるNFTコレクションの検索などだ。
ユーザーのインタラクションを向上させるため、SolanaはChatGPTをRPCノードに接続している。これは、チェーン上の複数のソースからデータを読み取り、質問するユーザーに必要な情報を提供するものだ。
例えば、ユーザーはAIにある量のSOLトークンで購入できるNFTを教えてほしいと頼むことができる。また、特定のNFTのコレクションに関する質問なども可能だ。
ChatGPTプラグインによって、Solanaは確かにAIを統合した最初のLayer-1ブロックチェーンとなった。しかし、まだこの技術で終わりではないかもしれない。
AIへの関心が高まっている証拠に、ソラナ財団はソラナブロックチェーンでのAI開発を対象とした助成金の増額を決定したことも発表している。当初は100万ドルの資金提供を約束していたが、同財団は今回、資金提供を1000万ドルに引き上げた。開発者が主張するように、このローリング・グラント・プログラムには、これまでに少なくとも50件の応募があった。
ソラナ財団は、大学生を対象としたアクセラレーター・プログラムも開始した。3カ月間のこのプログラムでは、ブロックチェーンとAIを使った実験に焦点を当てる。
本記事は下記出典元の許諾の上、翻訳版記事を掲載しております。
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