Giddyは、「回復可能な自己保管型スマートウォレット技術」を使ってクリプトの大量導入を推進することを目指し、その戦略を改善しようとしています。
クリプトウォレットのGiddyは、690万ドルを調達した後、別の資金調達ラウンドを完了したところかもしれません。同社の発表によると、この資金調達ラウンドには、いくつかの注目すべきベンチャーキャピタル(VC)企業が参加していました。その中には、Peak Capital Partners、Clarke Capital、Pelion Venture Partnersなどが含まれています。また、ユタ州を拠点とするForniteの共同制作者であるGeremy Mustardが戦略的投資家として参加したことも話題になりました。
今回の資金調達額は1,500万ドル以上となりました。これは、2022年にPelionが主導したラウンドで800万ドル以上を調達した後です。
このファンドにより、Giddyは、「回復可能な自己拘束型スマートウォレット技術」を用いて、クリプトの大量導入を促進することを目指し、その戦略を改善しようとしています。
一方、この目的を推進するために、これ以上ないタイミングがありました。Giddyは、FTX取引所やその他の中央集権的なプラットフォームが最近崩壊し、セルフ・カストディの利点にスポットライトが当たるようになったことを利用することを望んでいます。そのため、現在では、ユーザーがデジタル資産を自分で保有することを、何らかの形で協調して後押ししています。
ジャック・ドーシーが率いる決済会社ブロック(SQ)は最近、顧客のために新しいデジタルウォレットを作ると発表しました。これは、クリプトの未来はセルフ・カストディであることを認めた後のことです。
それに、クリプトはコンセプトからして、自分の財政を完全にコントロールすることです。そして、そのような経済的自由は、いわゆる中央集権的な、カストディアル・トラストベースのプラットフォームからは得られないことは確かです。
Giddyの声明によれば、そのセルフ・カストディ・ウォレットでは、ユーザーの資金に対する秘密鍵を分割、暗号化し、異なる場所に保管することができます。それらは完全にユーザーによって管理され、ユーザーは秘密鍵の安全性を保証することができます。それは、紛失や漏洩の際の復旧に複数の共有が必要なためです。
また、Giddyは、そのMPC技術により、万が一、ユーザーがリカバリシェアを失ってしまった場合にウォレットを回復することが可能であると断言しています。その場合、ユーザーはいくつかのステップを踏むだけでウォレットを回復することが可能です。
本記事は下記出典元の許諾の上、翻訳版記事を掲載しております。
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