Web3やNFTという言葉が日本でも広まってきた。一時の熱狂的な過熱は落ち着き、ビジネスにどう活かすのかを真剣に考える段階になっている。
しかし、ここでひとつの課題がある。Web2に慣れ親しんだ我々が、暗号資産やマーケットプレイスなどのWeb3サービスをビジネスで使いこなせるかどうかだ。
一般的なユーザーがWeb3サービスを使いこなすのは、正直に言ってまだまだ難しい。仕組みや手続きが複雑だからだ。また、ビジネスに活かすには社内システムの対応が必要になるが、ブロックチェーンエンジニアを採用したり、育成したりするのには手間やコスト、時間がかかってしまう。
だから、Web3対応は難しいと感じているビジネスパーソンも多いのではないだろうか?
そんなWeb3対応を最短距離で実現するサービスがある。NFTの作成が簡単に行え、システム対応のコストが大幅に削減できる『NFT Garden』だ。
『NFT Garden』を運営するConnectiv株式会社は、2022年4月に株式投資型クラウドファンディングで資金調達を実施。開始35分で当初の目標金額を達成。その後も資金は集まり続け、締め切り2日前に募集上限である約5000万円に到達した。
なぜ、これほどまでに『NFT Garden』に注目が集まるのか?Connectiv株式会社の代表取締役 石井裕希氏に『NFT Garden』について聞いた。
Connectiv株式会社 代表取締役 石井裕希氏
『NFT Garden』は、NFTを活用したいと考えているクリエイターやコンテンツホルダーの方が、簡単にNFTの作成や管理ができるようになるプラットフォームです。
ブロックチェーンに関する難しい知識が無くても、No Code、またはAPI経由でNFTを作成し、管理することができます。作成したNFTはOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスにて出品する事も可能です。
マルチチェーンに対応していますので、ブロックチェーンが異なる複数のマーケットプレイスの一元管理ができて便利です。今後もアップデートは順次行っていきますので、『NFT Garden』を利用していただければ、複雑な管理や手続きをすることなく、NFTを簡単に活用できます。
現在はβ版提供中で、全ての機能が無料でご利用頂ける上にガス代(手数料)も無料です。そのため、仮想通貨の事前購入なしにNFT作成が開始できます。
人気のMetaMaskはもちろん、SNSアカウントだけで簡単に使用できるTorusにも対応していますので、デジタルウォレットを使ったことがない方でも、非常に簡単にNFTを作成していただくことができます。
ーなぜ、通常はNFTの作成や管理が難しいのでしょうか?
NFTの作成や管理が難しくなる主な理由は以下の3つです。
NFTの作成や管理をするためのツールには、いろいろな種類があります。マーケットプレイスもたくさんありますし、そこに接続するデジタルウォレットも複数あります。
さらに、マーケットプレイスごとに対応するブロックチェーンが異なりますので、その違いや特徴を把握するだけでも大変です。NFTに関連するサービスは新しいものが多いため、どれが信頼できるサービスなのかわからずに不安を感じる方も多いです。
デジタルウォレットのアカウントを作っても、次に何をしたら良いのかわからずに迷走してしまう方も多いでしょう。なんとか頑張ってマーケットプレイスにNFTを出品できたとしても、他のマーケットプレイスに出品しようとすれば手間が増えるだけでなく、管理も複雑になっていきます。
さらに、自社システムとの連携までを考えると、ブロックチェーンエンジニアも必要になっていきます。本来の目的であるNFTの活用はどこかへ消えてしまい、NFT作成や管理に関する手間やコストで手いっぱいになってしまいがち。他にも課題はたくさんあります。
NFTは作成し管理することが目的ではありません。作成や管理はできるだけ効率的に行い、NFTをどう活用するのかについてリソースを割きたいですよね。
こうした課題を解決するのが、『NFT Garden』となります。
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