ブロックチェーンを応用した非中央集権的なネットワークが「Web3」と名付けられて広がり、分散型の経済活動が活発化していく。そんな未来予測とともに、ファンと直接つながる個人の創作活動が生業になる「クリエイターエコノミー」への期待も高まりつつある昨今、海外からは「NFT(非代替性トークン)で一点物と証明されたデジタルアートに数億円の値が付く」といった話題も聞かれるようになった。
一方、現代日本を代表する創作活動である漫画・アニメではこれまで、大手出版社が定期刊行している雑誌でまずデビューし、人気や知名度を高めていく例が圧倒的に多かった。こうした状況について「コンテンツを大切にする姿勢が同じでも、Web3的な世界と伝統的な出版業界は全く構造が異なり、両者を橋渡しする存在が必要」と分析するのは、紙の本の末尾に記された「印刷所」としてなじみ深い大日本印刷株式会社(DNP)でNFT・ブロックチェーン関連の新規事業を担当するコンテンツコミュニケーション本部 メタバースビジネス開発部 企画・開発課のヤナガワ氏だ。リアルとバーチャルにまたがり、相異なる文化を取り持つ試みの現況について、同氏に聞いた。
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