アジア最大級の国際スタートアップイベント「IVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO」は2023年6月28日(水)から3日間、京都市勧業館「みやこめっせ」、ロームシアター京都 他、で開催されました。ブロックチェーン・メタバースをテーマとしたメディア META BANKは同イベントのメディアパートナーとして参加しました。
開催概要
開催日程:2023年6月28日 (水) から2023年6月30日(金)
開催場所:京都市勧業館「みやこめっせ」、ロームシアター京都 他
開催規模:1万人
主催:IVS KYOTO実行委員会(株式会社Headline Japan / IVC、京都府、京都市、一般社団法人京都知恵産業創造の森)
後援:経済産業省 / 日本経済団体連合会(経団連) / 新経済連盟(新経連) 日本ブロックチェーン協会、日本政策金融公庫、関西経済連合会、在大阪・神戸米国総領事館
HP: https://www.ivs.events/2023
主催:IVS KYOTO実行委員会(株式会社Headline Japan / IVC、京都府、京都市、一般社団法人京都知恵産業創造の森)、後援:経済産業省 / 日本経済団体連合会(経団連) / 新経済連盟(新経連) 日本ブロックチェーン協会、日本政策金融公庫、関西経済連合会、在大阪・神戸米国総領事館で開催した「IVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO」は京都市勧業館「みやこめっせ」、ロームシアター京都 他で開催されました。
国内外の起業家、投資家、メディア、エコシステムビルダーなどスタートアップ・エコシステムのプレイヤーが参加し、来場者は過去最高の1万人以上となりました。
2007年より開催しているIVSは「次世代の、起爆剤に。」をミッションとしている日本最大級のスタートアップの経営者カンファレンスです。起業家の登竜門と呼ばれるピッチコンテスト「IVS LAUNCHPAD」。過去の入賞者からは数多くのIPOやM&Aが生まれています。
昨年のIVS2022 NAHAではクリプトカンファレンス「IVS Crypto」を同時開催し好評だったことから、今年は京都を舞台に国内外のWeb3スタートアップやプレイヤーが一堂に会する「IVS Crypto 2023 KYOTO」が開催されました。
IVSは一般的な“カンファレンス”のカタチにこだわらず、スタートアップに関わるあらゆるプレイヤーがIVSを「プラットフォーム」として活用できるような存在を目指しており、日本のスタートアップエコシステムの更なる活性化が期待されています。
(引用:株式会社Headline Japan PR TImesプレスリリース)
そこで今回、META BANKはIVS Crypto 2023 KYOTOのメディアパートナーとして同イベントに参加し取材しました。こちらのイベントレポートでは「IVS Crypto 2023 KYOTO」の内容を中心にイベント当日の様子やプログラム、参加したサイドイベントの様子などをお伝えします。
目次
(引用:株式会社Headline Japan PR TImesプレスリリース)
今回のIVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTOは京都市勧業館「みやこめっせ」、ロームシアター京都 他で開催されました。
会場エリアは目的別に、B1F(PRO BASE)、1F(VILLAGE)、3F(NEXT CITY)と分かれており、会場全体をフル活用し3エリアで構成されています。
(引用:IVS2023 KYOTO CONTENTS GUIDE BOOK)
Web3起業家、経営幹部、投資家を中心としたエリア「PRO BASE(B1F)」には、日/英のセッションやワークショップ、交流ラウンジが用意されていました。
IVS Crypto 2023 KYOTOのセッションやワークショップについては6割が英語のセッション、4割が日本語のセッションで構成されており、Crypto領域の国境に捉われない、グローバル志向が伺えました。
IVS Crypto 2023 KYOTOのセッションのテーマには、「大企業の視点から見たWeb3の可能性と課題点」、「Web3.0の推進に向けた金融庁の取組み〜ステーブルコイン法制・暗号資産税制を例に〜」、「2025年のNFTとメタバース:デジタルエコノミーの未来を予測する」のような国や民間企業からのWeb3業界動向の情報共有や未来予測など50を超えるセッションが用意されていました。
また、「今さら聞けないWeb3.0の基本」といった業界初心者向けのセッションも用意されており、これからWeb3事業に取り組む、あるいはWeb3の本質を理解したいビジネスパーソンにとっては有意義な機会となりました。
セッション後には多くの参加者が登壇者と交流している姿が見え、活発な情報交換やネットワーキングをされている様子が印象的でした。
(STAGE Xのセッション: X1-1 Major Web2 Gaming Studios Migrating to Web3の様子)
交流ラウンジでは飲食の提供があり、来場者が自由にネットワーキングできるスペースとなっていました。
また、このラウンジには起業家が投資家に資金調達の相談ができる企画としてVC Office Hoursが展開され、起業家がキャピタリストや先輩起業家に事業相談をしている姿も伺えました。
(PRO BASE LOUNGEの様子)
(PRO BASE(B1F)会場図)
一方「NEXT CITY(3F)」ではフロア全体の半分がCRYPTOエリアとなっており、2つのセッション用ステージ、NFTプロジェクトが多く集まったNFT Theme Park、BCGプロジェクトが多く集まったBlockchain Game Center、スポンサー企業ブース/デモブース、ドリンクエリアなどあらゆるコンテンツが用意されており、終日賑わいをみせていました。
(NEXT CITY、IVS CRYPTO エリアの様子)
(NEXT CITY(3F)会場図)
(Oasys Special Eventの様子)
IVSでは海外のカンファレンスでは通例となってきているサイドイベントにも力を入れています。一部のサイドイベントを除いて、多くのサイドイベントの企画運営はIVSに参加する企業やプロジェクトが自主的に取り組んでおり、IVS会期中である6/28(水)からの3日間で100以上のサイドイベントが立ち上がりました。
サイドイベントは主に京都中心部の各所で行われ、起業家同士のネットワーキングイベント、大企業とスタートアップのマッチングイベント、Web3コミュニティのミートアップなど多くのサイドイベントが連日開催されていました。(中にはIVS前後に開催されたサイドイベントも多数あり、東京など都心部で開催されたイベントもありました)
その中で、イベント開催前のプレスリリースで多くの注目を集めていたゲーム特化ブロックチェーンプロジェクトOasysは、「Oasys Special Event at 二条城」と題し、世界遺産である二条城を全面的に貸し切るサイドイベントを開催しました。
これはIVS Crypto2023最大規模のサイドイベントとなり、複数のゲーム会社による新作ゲームやVerseの発表、また海外認知や外国人からの人気が高いチームラボによる夜の二条城の光のアート空間演出、飲食可能な屋台などが用意されており、コンテンツ豊富なグローバルイベントとなっていました。
他にも、John Legend氏がCo-founderとして立ち上げたOUR HAPPY COMPANY社のブロックチェーン技術を活用したプロダクトである「OURSONG」のサイドイベントでは、現在の音楽業界の問題点の一つであるアーティスト収益の低下に対して、ブロックチェーン技術をベースにアーティスト収益が改善されるオープンプラットフォーム「OURSONG」を今後も提供していくことが語られていました。
(OurSong Fireside Chat – IVS 2023の様子)
IVS Crypto 2023 KYOTO 参加者からは、「素晴らしいネットワーキングができて嬉しい。参加できて良かった(40代女性・起業家)」、「想像以上の盛り上がりで驚いた。ハイレベルなセッションなど豊富なコンテンツが用意されているので、充実したインプットの機会にもなった(30代男性・イノベーション推進担当者)」などの声がありました。多くの参加者にとって有意義な機会となったようです。
IVSの最新情報はHPやSNSなどから入手することができます。このイベントレポートを通してIVSに興味を持たれた方は、ぜひフォローしてみて下さい。
IVS HP
https://www.ivs.events/ja
IVS Twitter
https://twitter.com/IVS_Official
「NFT×写真」のゲーム!GALLUSYSのSNPIT(スナップイット)とは?
NFTによる参加型の街づくり!東急の「SHIBUYA Q DAO」とは?
商業利用できる!ディー・エル・イーのWeb3プロジェクト「鷹の爪団NFT」とは?
日本発のブロックチェーン!Astar Foundationがアジア市場に注力する理由とは?
Web3と規制・政策の「いま」と「これから」 元当局者・クエストリー内田氏が読み解く国家戦略の行方
レイヤー2「INTMAX」とは?真の金融インフラを開発する日置玲於奈氏の展望に迫る
ログイン
新規登録(無料)